第8期(2023年度)


概要


目的・趣旨
 日本最古の大学野球連盟である東京六大学野球という豊かな学びの場を、「野球やスポーツの場での体験を通じて学びたい」と考えている学生に広く開放する試みのひとつとして、東京六大学野球ゼミナールを開講いたします。本年度は第8期生の募集を行います。

概要
 本ゼミナールでは「東京六大学野球活性化施策の実施」をメインテーマとし、そのために求められる体験と学びを、神宮球場での現場実習ならびに東京六大学野球関係者による講義とふりかえりを通して得ていきます。
 初年度には、「東京六大学野球を学生の視点で活性化する」ことをミッションに企画を立て、プレゼンテーションを行います。そのために、神宮球場等において東京六大学野球リーグ戦運営をサポートする体験や、第一線で活躍する関係者による講義を通じて、東京六大学野球をベースにしたスポーツやビジネスの現状を学びます。
 初年度終了時に決定した東京六大学野球活性化施策を、2年目には実際に運営し、効果を測定します。全課程終了時には、個々が1つの修了研究に取り組んだものを発表します。ゼミでの体験を社会に活かしていくためのふりかえりを通じて、当ゼミナールでの学びを実際に各自の社会人としての活動に活かす足がかりを得てゼミを修了とする予定です。
※なお、本ゼミ修了にあたっては、各大学の単位振替などの措置は行われません。


対象者・学年・人数
 東京六大学各校(立大、早大、慶大、明大、法大、東大)に所属する2023年度の2・3年生。

期間
 2023年春季リーグ戦開幕週より本格始動し、2024年12月末に修了研究発表会の開催をもって終了とします。
※ 東京六大学野球リーグ戦開催日、並びに水曜日が主な活動日となります。参考として2019年度のスケジュールでは、全体集合での活動は春・秋リーグ戦中の毎週日曜日に神宮球場での活動、水曜日に講義(計7回)と、チームビルディングや企画作成、プレゼンテーションのためのミーティング(計10回)を開催しました。2022年度は、新型コロナウィルス感染拡大の影響を鑑み、講義は全てオンライン開催で活動しています。(その他リーグ戦開催中の企画実施時の活動や各チーム、個人による活動は別とします。)


活動場所
 実習地として神宮球場ならびに東京六大学各校キャンパスなどを予定しています。オンライン開催ではzoomを使用します。

費用
 参加費無料。交通費のみ自己負担。

ゼミ加入までの流れ(申込みやガイダンスについて)
2022年度(1・2年次)
9月10日(土) 説明会エントリー開始
メールにて説明会エントリー受付(11月18日(金)締切)
11月20日(日) 説明会、ゼミ加入エントリー開始
メールにてゼミ加入エントリー受付
 ゼミ加入エントリー締め切り日は調整中

以降の予定は調整中

主な内容
 本ゼミナールは「講義を通じて知識を深めること」と「現場での実践」、「ふりかえり」を繰り返しながら進んで行くプログラムです。

● 「東京六大学野球にまつわる学び」の講義
 現在第一線で活躍中の東京六大学野球関係者がスポーツ界の現状を様々な角度からお伝えします。
 講義テーマ(2022年度実績):スポーツマーケティング、スポーツコミュニケーション、PR&ソーシャルメディア、アマチュアスポーツなど

● 「東京六大学野球活性化」への取り組み
 「東京六大学野球を学生の視点で活性化する」ことをミッションとして施策を企画、実践します。施策を決定するまでには、春秋リーグ戦期間に行われる神宮球場などでの活動※を通じて調査分析を行い、ミーティングによってメンバーのコンセンサスを得る体験をします。企画した内容について、東京六大学野球連盟に向けてプレゼンテーションを実施し、承認が得られたものについて、全員で実際のリーグ戦において運営を行います。運営時には、報告書の提出や、実際の効果の測定などのふり返りを行いながら進めて行きます。これまでに実施した企画等については、当ゼミナールSNSや東京六大学野球連盟ホームページ等でご確認ください。
※新型コロナウィルス感染症などの社会情勢を鑑みて、活動内容に変更が生じる可能性があります。

● 学びをふりかえり、力にするための研究
 活動時には振り返りシートや報告書によって、個々の体験を共有し、その後の実践に活かします。また、全ての取り組みを通じて得たことをテーマに、各自で修了研究に取り組み発表を行います。


2023年度
2・3年次
【春・秋学期 通年】
○ 神宮球場でのリーグ戦運営体験
リーグ戦開催中は毎週土・日曜日に神宮球場にて活動を行う。
○ 東京六大学野球にまつわる学びの講義
開催予定 : 隔週 水曜日 18:30〜20:30 春学期・秋学期 通算10回
講師:東京六大学野球関係者を外部講師として招聘
講義テーマ(予定): 東京六大学野球の歴史、スポーツとマスコミュニケーション(TV、ラジオ、新聞)、スポーツビジネス(広告業界)、スポーツ組織運営(プロ野球球団)、野球振興、五輪、スポーツと法務、スポーツマネジメント、スポーツツーリズム など
【秋学期】
○ 東京六大学野球に関する研究テーマの決定
開催予定 : 隔週 水曜日 18:30〜20:30
「東京六大学野球が活性化するための施策」について全員で取り組む施策を決定。
そのための調査・分析・検討をリーグ戦開催中に行い、ミーティングにてコンセンサスを得る。次年度に実施するための準備を行う。
※ 東京六大学野球連盟へ企画書を提出。プレゼンを行い、実施の許可を得る。
2024年度
3・4年次

【春学期】
○前年度に決定した施策を春季リーグ戦にて実際に運営する
リーグ戦各試合終了後に東京六大学野球連盟事務局に報告書を提出。
○ 振り返りミーティング
開催予定:隔週水曜日(仮) 18:30〜20:30
テーマ:報告書をもとに運営についての情報共有、分析、検討を行う。
【秋学期】
○ 卒業研究
これまでの活動を踏まえて、各自でテーマを決定し、発表資料を作成する。
その内容に沿って12 月に卒業発表を行う。(口頭発表・ポスター発表を予定)


問い合わせ・運営担当
東京六大学野球ゼミナール事務局
問い合わせはメールにてお願いいたします。メールアドレス:big6.seminar@gmail.com(担当講師:浅井)
当ゼミナールの各SNSもご覧下さい。



運営講師
浅井 玲子(法友野球倶楽部)
2000年 法政大学文学部卒
2002年 順天堂大学スポーツ健康科学研究科博士前期課程修了(スポーツ医科学修士)
武蔵野大学産学連携長期インターンシップゼミ講師(組織開発論ゼミ担当)などを経て
現在、学校法人三幸学園 横浜こども専門学校 専任講師、法政大学SSI・情報科学部 兼任講師、社会福祉法人 育木会 理事 など

外部講師代表
古内 義明(セントポールズ・ベースボールクラブ)
1991年 立教大学法学部法学科卒業
ニューヨーク市立大学大学院修士課程スポーツ経営学修了
株式会社マスターズスポーツマネジメント代表取締役CEO
立教大学非常勤講師「スポーツビジネス論〜メジャーリーグの1兆円ビジネス〜」、早稲田大学エクステンション講師「メジャーリーグ見聞録〜大谷翔平はなぜ海を渡ったのか。〜」

※ その他にも東京六大学野球関係者を招聘する予定


主催:一般財団法人 東京六大学野球連盟
主管:法友野球倶楽部(法政大学野球部OB会)、一誠会(東京大学野球部OB会)、セントポールズ・ベースボールクラブ(立教大学野球部OB会)、稲門倶楽部(早稲田大学野球部OB会)、三田倶楽部(慶應義塾大学野球部OB会)、駿台倶楽部(明治大学野球部OB会)