第1週 慶大2勝 早大2勝
4/13(土)

慶大・清見、木下のリレーで完封

東大0-8慶大

開幕戦勝利の慶大清見投手
慶大が清見、木下のリレーで東大打線を3安打に完封、先勝した。二回、慶大は2つの敵失などで2点を先制、五回にも失策と暴投で追加点をあげた。東大打線は3塁も踏めず、守備陣も5失策で完敗だった。

早大も和田毅完封で先勝
立大多田野との投手戦を制す

早大1-0立大

完封勝ちの早大和田毅投手
早大和田毅が立大多田野との投手戦を制し先勝した。両チーム無得点で迎えた九回、早大は先頭の青木がバントヒットで出塁、盗塁と内野ゴロで1死3塁とした。4番の比嘉は投ゴロで倒れたが今日2安打の伊藤貴が多田野の速球につまりながらも遊撃後方に落し虎の子の1点をあげた。早大和田毅は立大打線から11三振を奪い4安打で完封した。一方立大多田野も和田毅を上回る14奪三振、被安打4の内容だったが、打線の援護がなかった。
4/14(日) 慶大長田21奪三振
慶大勝ち点1

慶大7-1東大

21三振を奪った慶大長田投手
慶大長田が9連続を含む毎回の21三振(歴代単独2位)を奪う力投で完投、慶大が連勝した。長田は初回2番打者から9連続三振を奪い、リーグ史上2人目の記録に並び、その後も東大打線を3安打に抑えた。打線も六回に田中大、八回に角屋の本塁打などで追加点をあげて快勝した。東大はワイルドピッチで1点を返したのみで完敗。
早大も連勝で勝ち点1

立大3-9早大

逆転2塁打を放った早大武内選手
早大が好機を確実にいかして連勝、勝ち点をあげた。1点のリードを許した五回裏、早大は1死2、3塁から6番武内がライト線に適時2塁打を放ち逆転に成功、その後も着実に加点して17安打で9点を奪った。守っても7回表のピンチにリリーフした連投の和田毅が打者8人を完璧に打ち取り立大の反撃をゆるさなかった。立大は登板した5投手がいずれも失点、守っても再三バントを内野安打や野選にするなどして大量点を喫した。リーグ史上7人目の先頭打者初球本塁打を放った福井ひとりの活躍が目立った。
第2週 法大2勝 明大2勝1敗
4/20(土)

法大土居完封

東大0-2

完封勝ちの法大土居投手
法大土居が東大打線を5安打完封、先勝した。三回法大はノーヒットで先制、六回には伊藤の適時打で追加点をあげた。守ってもエース土居が10奪三振の好投だった。東大は松家が慶大戦以上の投球を見せたが、打撃陣が二回の2死満塁を逃すなど援護がなかった。

立大多田野完投で先勝

立大4-1明大

決勝タイムリー3塁打を放った立大出口外野手
立大多田野が明大打線を散発5安打1点に抑え完投、今シーズン初勝利をあげた。同点に追いつかれた七回、内野安打と四球で2死1、2塁のチャンスをつかみ、3番出口が右越えのタイムリー3塁打を放ち2点を勝ち越し、九回にも渡辺がタイムリー3塁打を放ってダメを押した。エースの多田野はボール球が多く調子がいまひとつだったが、要所を抑えた。明大は六回に倉持の内野安打で一度は同点に追いついたが、八回の無死1、2塁をいかせなかった。
4/22(月) 法大大勝で勝ち点1

法大19-1東大

2点本塁打を放った法大澤村選手
法大が2本の本塁打を含む21安打19得点で大勝し、勝ち点をあげた。初回に河野の犠牲フライで先制すると、3回以降は毎回得点をあげ、東大につけいる隙を与えなかった。法大は継投で東大打線を5安打に封じ、先発の岩浅は初登板で初勝利をあげた。東大は先発の加治佐が11失点を喫し、後続の投手も踏ん張ることが出来なかった。
明大原島初本塁打
1勝1敗タイに

明大7-2立大

3点本塁打を放った明大原島外野手
明大が勝ち、1勝1敗のタイとした。明大は初回、1死1,2塁から1年生の4番原島がリーグ戦初安打で初本塁打となる3ランで先制した。3回にも宮澤の3塁打などを含む攻撃で3点を加え、立大を突き放した。立大は7回に多幡の2ランで2点を返すものの、明大牛田の前に好機を生かせず、追加点をあげることが出来なかった。牛田は今季初勝利を完投で飾った。
4/23(火) 明大一場完封 勝ち点1

立大0-3明大

今季初勝利の明大一場投手
明大一場が立大を4安打12奪三振で完封、勝点をあげた。明大は2回、1死2、3塁から丸山が詰りながらもレフト前に落し2点を先制、6回にはワイルドピッチで貴重な追加点をあげた。先発の一場は速球、変化球の切れがともに良く完封勝ち。まったく元気のない立大打線はこれで5試合中2試合が完封負け
第3週 明大2勝 法大2勝1敗1分
4/27(土)

明大サヨナラ勝ち
一場 投打に活躍

慶大0-1明大

投打に活躍、明大一場投手
明大一場が投打に活躍、サヨナラ勝ちした。双方無得点で迎えた9回、明大は先頭の宮沢が四球で出塁、続く田中嗣の投ゴロを長田がはじき(記録は内野安打)、無死1,2塁とし、送りバントで走者を進めたチャンスに一場自らセンターへ犠飛を打ち上げてサヨナラ勝ちを決めた。慶大は3回に1死3塁、7回に1死2塁の好機をつかんだがいずれも後続がたたれ、長田を援護できなかった。

和田、土居 譲らず引き分け

早大0-0法大

延長12回を投げあった早大和田毅、法大土居両投手
早大和田毅、法大土居両投手譲らず、延長12回連盟規定により引き分けた。早大の和田毅は法大打線を散発の4安打、17三振に抑え、一方法大の土居も早大打線を5安打、9三振に抑え、両投手とも得点を許さなかった。
4/28(日) 明大延長戦を制し勝ち点2

明大7-1慶大

決勝タイムリーを放った明大西谷選手
明大が延長12回に大量6点をあげ連勝した。この回明大は先頭の岡本が二塁打で出塁、丸山の送りバントが内野安打となり、無死1、3塁から西谷がレフト前に勝ち越しのタイムリーヒット、このあと3本のタイムリーヒットなどで一挙6点をあげて慶大を突き放した。慶大は8回に田中大の本塁打で一度は同点に追いついたが12回清見が力尽きた。明大は立大2回戦からこれで4連勝。
早大先勝

法大2-5早大

三塁打を含む4安打を放った早大田中選手
早大が序盤で5点をあげ、3投手のリレーで法大打線を2点に抑え先勝した。1回早大は押出しの死球で先制、2回には鳥谷の犠飛、3回には由田、田中の長打で3点を追加して主導権を握った。守っても先発の1年生越智大が5回を4安打2失点と好投、リリーフした清水、和田毅が法大の反撃を封じた。法大は先発岩浅、二番手亀川が打ちこまれ、失策なども手伝って3回までに5失点と序盤戦で勝負を決められた。
4/29(月) 土居完投、タイに

早大3-4法大

勝ち越しタイムリーを放った法大澤村選手
法大土居が毎回のようにランナーを背負いながらも粘り強い投球で完投、勝負を4回戦に持ち込んだ。1点を先制された法大は2回、2死1、2塁から佐々木の適時打で同点に追いつき、続く澤村もライト前に打ち返して逆転に成功した。4、6回と犠飛で追加点をあげ、土居が打たれながらも要所を抑えた。早大打線は土居の前に11残塁の拙攻だった。
4/30(火) 連投土居完投、法大勝ち点2

法大4-1早大

本塁打を含む2打点の活躍、法大河野選手
連投の土居が無四球完投、法大が2つ目の勝ち点をあげた。法大は1回、和田毅の立ち上が りを攻め、2番澤村、3番河野が連続ホームランを放ち2点を先行、6回には河野のタイムリー、8回には後藤敏の二塁打で追加点をあげ、和田毅を攻略した。早大は1回に鳥谷のタイムリーですぐ反撃したものの、その後は土居の丁寧な投球に8回までランナーも出すことが出来ず、9回に鳥谷の二塁打などで1死2,3塁としたものの後続が断たれた。
第4週 立大2勝1敗1分 早大2勝
5/4(土)

長田多田野の投げ合いで引き分け

慶大0-0立大

力投した両エース
慶大長田、立大多田野の投手戦は9回規定により引分けた。慶大は1回、9回に1死1、3塁の好機をつかんだが後続がたたれ、立大も5回に無死1、3塁のチャンスに本塁で憤死、9回には1死1、2塁から内野ゴロの送球の間にホームを狙ったがまたも本塁で憤死、サヨナラの好機を逃した。両エースは、慶大長田が被安打4、立大多田野は被安打3の力投だった。

和田、18奪三振完封

東大0-4早大

先制本塁打を放った早大比嘉選手
和田が東大打線から歴代3位タイの18三振を奪って完封、先勝した。双方無得点で迎えた5回、早大は4番比嘉が松家のストレートをバックスクリーンに値千金の本塁打、9回には鳥谷の適時二塁打などで3点を追加してダメを押した。東大は松家が好投したものの三塁も踏めず完敗。
5/5(日) 慶大先勝

立大0-7慶大

先制打を放った慶大湊川選手
慶大が清見の好投と池辺の2ランなどで先勝した。慶大は3回、湊川の適時打で1点を先制、その後小林弘を打ちあぐんだが、7回に杉吉の三塁打、池辺の2ランなどで一気に6点を奪って試合を決めた。先発清見は散発の5安打で完封勝ち。立大は明大2回戦の8回から29イニング無得点では勝ち目がない。
早大大勝で勝ち点2

早大19-0東大

5安打5打点6得点の早大青木選手
早大が比嘉の3ランを含む19安打で大量19点をあげ東大投手陣を粉砕、連勝で2つ目 の勝ち点をあげた。初回2点を先制した早大は3回に青木の三塁打などで打者一巡の 猛攻、大量7点をあげ、東大の5投手から先発全員安打を達成した。早大は5本の三 塁打を放ったがこれは昭和35年春に法大が対明大戦で記録した以来2度目のタイ記 録。また青木選手の6得点は連盟新記録。
5/6(月) 松倉 逆転サヨナラ2ラン
4回戦へ

慶大2-3立大

逆転サヨナラ2ランを放った立大松倉良選手
松倉良の逆転サヨナラ2ランで立大が雪辱、1勝1敗1分のタイとして4回戦に持ち込んだ。1点を追う立大は9回、1死から代打上重が中前打で出塁、代走阪長がパスボールで二進したあと、4番に起用された松倉良が長田の121球目をレフトへ逆転サヨナラ2ランを放った。
試合は初回双方1点を取り合った後、多田野、長田の投げ合いが続いたが7回に慶大田中大が本塁打を放って勝ち越し、そのまま逃げ切るかと思われたが、9回長田の変化球が甘く入った。松倉良の逆転サヨナラ本塁打は昨年秋慶大寺田が法大戦で打って以来史上11本目。
5/8(水) 多田野完投、立大勝ち点1

立大5-3慶大

完投勝ちの立大多田野投手
立大多田野がランナーを背負いながらも要所を抑え、自責点1で完投勝ち、今季初勝ち点をあげた。立大は1回、先頭の多幡が死球で出塁、バントを清見が連続して1塁へ悪送球して1点をもらい、松倉良、和田隼の適時打で一気に3点奪った。続く2回には1死満塁から三番手花岡の暴投で2点を追加した。慶大は4回に早川、松田の長打に敵失もからみ3点を返したが、序盤戦での5失点が大きすぎた。
第5週 立大2勝 明大2勝
5/11(土)

立大先勝
小林弘、多田野の投手リレー

立大2-1法大

勝ち越しセーフティーバントを決めた立大岩村選手
立大が小林弘、多田野のリレーで法大を後藤武のソロホームランの1点に抑え先勝した。1対1の同点で迎えた6回立大は2死3塁から7番岩村が3塁前にセーフティーバントを決めて勝ち越しに成功した。立大先発の小林弘は5回を3安打に抑える好投、リリーフした多田野も法大の反撃をかわした。一方法大は一度は同点に追いついたものの8回裏1死満塁の好機に3、4番が倒れ万事休した。

一場完投で3勝目
明大先勝

東大1-4明大

先制二塁打の明大和田貴選手
一場が完投で3勝目をあげ明大が先制した。明大は1回、2死1、2塁から5番和田貴が右中間に2点タイムリー二塁打を放ち先制、6回にも岡田の三塁打で追加点をあげた。守っても一場が東大打線から13三振を奪い、杉岡のソロ本塁打による1点に抑えた。東大は5回に1死1、3塁の好機をつかんだが後続が連続三振に倒れチャンスを逃した。
5/12(日) 立大、勝ち点2
法大から16季ぶり

法大1-3立大

本塁打を含む2打点の立大出口選手
多田野が法大打線を後藤武のソロ本塁打1点に抑え完投、立大が対法大16シーズン振りの勝ち点を連勝で飾った。立大は4回出口ライトスタンドへ先制の本塁打、6回には敵失で追加点、1点差とされた8回にはまたも出口がタイムリー二塁打を放って法大を突き放した。守っては連投のエース多田野が3安打11奪三振で完投勝ち。一方法大は後藤武が2試合連続の本塁打を放ったものの得点は2試合ともその本塁打のみで打撃陣の不振が目立った。
牛田完封、明大勝ち点3

明大8-0東大

完封勝ちの明大牛田投手
牛田が4安打完封、明大が連勝で勝ち点を3とした。敵失で先制した明大は5回に主将宮澤の適時二塁打で追加点、7回にも宮澤の安打などで2点をあげてダメを押した。牛田は安定した投球で東大打線を8奪三振、2四球に抑え完封勝ち。東大は開幕8連敗で9季連続の最下位が決定した。
第6週 慶大2勝 早大2勝
5/18(土)

長田 延長10回完封、慶大先勝

慶大2-0法大

今季初完封の慶大長田投手
長田が延長10回を被安打4で完封、慶大が先勝した。双方無得点で延長戦に突入した10回、慶大は先頭の寺田がレフトへ決勝のソロホームラン、この回さらに敵失で追加点をあげた。長田は3、7、9回の三度のピンチを凌いで今季初完封。一方法大は走者を三塁に進めるものも得点を奪えず、好投の土居も10回に力尽きた。

和田 16奪三振完封、早大先勝

早大2-0明大

初本塁打を放った早大武内選手
和田毅が明大打線から16三振を奪って完封、早大が先勝した。2回早大は6番武内がライトヘリーグ戦初本塁打を放って1点を先制、6回には2死から安打、死球で1、2塁とし、武内の適時二塁打で追加点をあげた。早大和田毅は後半ランナーを背負いながらも要所を締めた。明大は6回1死満塁の好機を連続三振で逃し、9回には1死2、3塁としたがライトフライで3塁走者が本塁で憤死して得点を奪えなかった。
5/19(日) 慶大連勝で勝ち点2
清見、長田のリレーで完封

法大0-2慶大

先制タイムリーの慶大堤野選手
慶大が清見、長田のリレーで法大を完封、連勝で2つ目の勝ち点をあげた。2回慶大は2死3塁から今シーズン初スタメンの堤野がレフト前に先制のタイムリー、6回には早川の内野安打で追加点をあげた。慶大の清見は7回を丁寧な投球で被安打2、リリーフした長田は2回を打者6人で退けた。法大打線は2回に連打と犠打で1死2、3塁のこの試合唯一の好機をつかんだが後続が倒れ、3回以降は一人の走者も出せず完敗。これで法大は21イニング無得点で4連敗。この結果第6週を終了して優勝争いは早、明、慶の3校にしぼられた。
早大も連勝、勝ち点3

明大1-3早大

勝ち越し二塁打を放った早大田中選手
早大が三投手の継投で明大を1点に抑え連勝、勝ち点を3とした。1対1で迎えた5回、早大は2死2塁から田中がライト線に勝ち越しのタイムリー二塁打、7回には代打山田のタイムリーで追加点をあげてダメを押した。守っては3回からリリーフした清水が好投、最後の2回を連投の和田毅が締めて首位明大を下しトップに立った。明大は4回の無死2、3塁の勝ち越しの好機を二番手清水に抑えられ、明大に傾いた流れをつかめなかった。
第7週 法大2勝 立大2勝
5/25(土)

土居完封 、法大先勝

明大0-2法大


5安打完封で4勝目の法大土居投手
土居が5安打完封の力投で法大が先勝した。初回法大は河野の犠飛で1点を先行、8回には新里のタイムリーで追加点をあげた。法大土居は明大打線を散発の5安打に抑え完封、法大の連敗を4で止めた。明大は一場が好投したものの打線が元気なく、得点を奪えなかった。

立大先勝

東大1-9立大


本塁打を含む3安打の立大多幡選手
立大が多幡の本塁打を含む3安打の活躍などで東大に先勝した。4回立大は敵失と犠飛で2点を先制、5回には松倉良の二塁打など4安打と相手失策で4点を追加し、6回に和田隼の2ラン、7回は多幡のソロでダメを押した。東大打線は立大多田野から10本の安打を放ったが1点に抑えられ、守っても5失策で投手陣の足を引っ張った。
5/26(日) 法大 乱打戦を制して連勝
勝ち点3

法大9-7明大


逆転タイムリーを放った法大新里選手
両チームで9人の投手を繰り出す乱打戦となったが、法大がエース土居を投入して逃げ切り連勝、勝ち点を3とした。1点を追う法大は4回、藤田の二塁打を足掛かりに新里の2点タイムリーなどで逆転に成功、1点差とされた5回には相手投手の制球難に乗じて無安打で3点をあげた。6回からは土居が登板、4イニングを呉本の本塁打による1点に明大の反撃を抑えた。明大は法大を上回る13安打を放ち、必死の反撃をしたが3番手鳥海が大誤算、中盤の大量失点が重くのしかかった。
小林弘リーグ戦初完封
立大連勝で勝ち点3


立大4-0東大

初完封勝利の立大小林弘投手
立大小林弘がリーグ戦初完封で東大に連勝、3つ目の勝ち点をあげた。立大は初回、多幡の2試合連続ホームランで先制、3回には和田隼の適時打などで2点、5回は松倉良の適時打で追加点をあげた。守っても小林弘が東大打線を散発の4安打14奪三振無四球で完封し た。立大は後半戦6連勝でリーグ戦を終えた。東大は今日の敗戦で今シーズン10試合中6試合が完封負け、総得点も4では1勝が遠かった。
第8週 早大2勝
6/1(土)
早大33回目の優勝の瞬間

2点本塁打を放った早大島原選手 12奪三振で完封した早大和田毅投手
早大優勝 (6季ぶり33回目)
和田毅 12奪三振完封

慶大 0-3 早大

優勝をかけた慶早1回戦は42000人の大観衆を集め、早大和田毅が慶大を完封、早大が6季振り33回目の優勝を決めた。1回裏早大は先頭の田中がライト線に3塁打を放ち、続く二番青木の犠飛で1点を先制、2回には2死3塁から島原がレフトスタンドへ2ラン本塁打を放って2点を追加した。早大のエース和田毅は慶大打線を寄せつけず、被安打2の12奪三振で3塁も踏ませず完封した。慶大は長田の立ち上がりを早大につけこまれ、打線も和田毅に抑えこまれ逆転優勝の夢はついえた。
6/2(日) 早大連勝で勝ち点4

早大 5-3 慶大

本塁打を放った早大鳥谷選手 ぎで好投の早大清水投手 天皇杯を受ける早大越智良主将
早大が逆転で慶大を下し連勝で勝ち点を4として優勝に花を添えた。1点を先行された早大は4回、鳥谷がライトへ同点ホームラン、なおも2死1、2塁から由田の適時打で勝ち越し、続く島原の3ランで一気に突き放した。慶大は7回に3安打と敵失で2点を返したがリリーフした連投の和田毅に反撃をたたれた。先発の清見は3回まで完璧な立ち上がりを見せたが4回に突如乱れ、リリーフした小林基が島原に痛い一発を浴びた。