相場 勤 監督
春のシーズンは3位という不本意な結果に終わり悔しい思いをしました。秋のシーズンに向け例年にない猛暑の中、福島でのキャンプをはさみ、実戦練習を中心に心技の調和を鍛えて秋季リーグ戦に臨みます。今季のテーマは「1球への集中」。勝負に立ち向かう気持ちを前面に出して戦っていきます。そしてラストシーズンを迎えた主将宮田、エース加藤を中心とした4年生の団結力に期待し6季ぶりの天皇杯奪回を目指します。
慶應野球は「エンジョイベースボール」。エンジョイするには、自主自立の人間でなければできません。自らの判断と責任で行動できる選手を目指し、日々思考し創意していくことこそが我がチームの真髄です。六大学野球さらには大学野球発展のため、すばらしい戦いをお見せできるよう日々精進してまいりますので、御声援のほどよろしくお願いいたします。
川口 啓太 監督
8月上旬、明大野球部は島岡御大の故郷である長野県高森町で恒例のキャンプを行いました。厳しい暑さの中、バッテリーを中心とした守る野球に焦点を当て、失点の少ないチームを目標として練習しました。秋季リーグも、春季リーグ同様チームの中心は水田、久米、古川、白石の4年生投手カルテットでしょう。
また、打撃陣は1番小林(雄)、そしてクリーンナップを打つだろう小道、行田、佐々木を含めつなぐ打線に徹したいと思っています。 チーム全体としては、キャプテン藤田を中心に4年生がまとまり、最後のリーグ戦に備え今まで以上に熱のこもった練習をしています。春季リーグは、惜しくも2位と言う結果に終わってしまいましたが秋こそは全チームから勝ち点を取り、念願のリーグ戦制覇を成し遂げられるようチーム一丸となって戦っていきたいと思います。明大野球部へのご声援よろしくおねがいします。
金光 興二 監督
春のリーグ戦は投打の歯車がかみあわず結果的に4位に終わり、課題も多く残りました。特に、ロースコアの勝負と予想し「ディフェンス重視」の野球を目指しておりましたが、軸になるべく平野(貴)(4年)の出遅れ、小松(3年)の不調等、投手陣の出来が予想以上に悪く、失点が多かったことが敗因のひとつと考えております。したがって「天皇杯奪回」の鍵は一にも二にも投手陣の頑張りが必要といえます。とりわけ平野(貴)・小松には投手陣をぐいぐい引っ張ってもらいたい。打撃陣は、春ベストナインの大澤主将(4年)と和泉(2年)が軸となりますが、スチール・エンドラン等機動力を駆使し、少ないヒットを確実に点につなげていく緻密な攻撃に活路を見い出したいと考えております。また、春はチャンスでの勝負弱さが目立ちましたので、勝負強い選手が出てくることを期待しております。どちらにしても春のリーグ戦同様、ロースコアの勝負が予想されますので「ディフェンス重視」の野球で一戦一戦粘り強く戦い、接戦をものにしていきたいと思っております。
中西 正樹 監督
新チーム発足から取り組んできたことを、惜しみなく各試合で出したいと思います。一つ一つのプレーに、チームの力を注ぎたいと思います。開幕の早稲田戦から、最後の立教戦まで、チームとして自信を持って闘います。
坂口 雅久 監督
監督として4年目を迎えた今年、“バッテリーを中心とした守り”の野球を目指して臨んだ春季リーグ戦では、開幕8連敗という屈辱的な結果に終わり、目指した野球を実践することが出来ませんでした。
四年生の田島・五藤が打撃タイトル争いに絡むものの、序盤での大量失点が響き、守備力の差で勝ちを落としました。
9月8日の秋季リーグ戦開幕に向け、春の悔しさをバネに、最大の課題である投手陣を中心とした守備力の強化を図るべく、日々全力で練習に取り組んでおり、8月1日から12日までの秋田キャンプでは基本の反復・徹底練習を行い、連日のオープン戦では実戦での力に磨きをかけ、秋季リーグ戦では“強い戦闘集団”となって戦って参る所存です。
課題の投手陣は1年生の菊沢・仁平、2年生の戸村・山神、そして経験豊富な4年生の桑鶴・松村の継投で秋季リーグ戦を乗り切りたいと思います。
応援してくださる皆様の為にも六大学制覇を目標に一戦一戦チーム一丸となって戦って参りますので、東京六大学野球並びに立教大学野球部への変わらぬご声援を宜しくお願い致します。
應武 篤良 監督
東京六大学野球のファンの皆様こんにちは。早稲田大学野球部で監督を務めております應武篤良と申します。春季リーグ戦におきましては、多くの方々からの温かいご声援により、リーグ戦優勝のみならず、悲願の大学野球選手権大会での優勝を達成することができました。この場をおかりして深く感謝を申し上げます。
さて、この秋のシーズンにかける意気込みとしましては、リーグ戦の連覇はもちろんのこと、昨秋は決勝で敗れ、叶わなかった神宮大会での優勝を達成することであります。春季リーグ戦は確かに優勝することができましたが、これは多くの観衆の皆様のご声援によるものが大きく、私どもの本当の実力だけによるものではないと思っております。東京六大学野球が世間からの大変な注目を浴びるようになってから早くも2シーズン目に突入し、他の5大学もこの異様な雰囲気にはもう慣れたはずです。この秋に優勝をつかむ大学は真の実力を持った本当に強い大学であるだろうと感じております。この秋のリーグ戦は各校の打倒早稲田に対する意気込みも相当なものであり、厳しい戦いになることは間違いありません。この状況におきましても最後まで勝ち続けることができるよう、常に挑戦者としての気持ちを忘れずに、部員全員一致団結して戦ってゆく所存であります。
そして、春に引き続きこの秋も、六大学全校で一球一球に息をのむ白熱した試合を展開していき、神宮球場のスタンドを学生とファンの皆様で満員にすることができればと考えております。
今後とも東京六大学野球、並びに早稲田大学野球部を何卒宜しくお願い致します。
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