東京大学
三角 裕 監督

 今年は去年のメンバーの大部分が残り、また新たに成長した選手が加わり非常に楽しみなシーズンです。春には東大が台風の目となり神宮を沸かせるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします。 立教大学
坂口雅久 監督
 本年度の1月より立教大学硬式野球部の監督に就任致しました坂口雅久と申します。
 昨年の低迷を打破すべく、年明けから全力で指導に当たっております。
 昨年より自チームの試合は観戦してまいりましたが、経験の差こそあるものの、他校に引けをとらない戦力が整っていると思いました。あとはいかに試合で力を発揮するかだと思います。
 投手陣は、3年生中心で昨年の経験をいかし、柱を確立すること。野手陣は、経験豊富な4年生が中心で、チームを上手く引っ張っていけると思っております。あとは昨年目立った細かいミス等、当たり前の事を当たり前にできれば、優勝できる戦力はあると思います。
 リーグ戦優勝に向けて、全力で頑張っていこうと思っておりますので、ご声援の程よろしくお願い申し上げます。 早稲田大学
野村 徹 監督

 昨シーズンは多くの方々の温かいご声援のお陰で創部史上初の4連覇を全勝優勝で成し遂げることができました。皆様のご声援にこの場を借りて感謝申し上げます。4連覇を成し遂げるとやはり次は5連覇という声が多くの方々からかけられますが、昨年の主力メンバーが6名抜け、経験不足が否めない上、打倒早稲田にかける他校の意気込みも重なり、厳しいリーグ戦になることと思います。しかし、選手たちが六大学野球連盟史上初の5連覇に挑戦できる喜びを感じ、その中で4年生のラストイヤーにかける思いが膨れ上がり、周囲の期待を自分達の力にして、神宮の地で大暴れしてくれることを私自身も期待しております。先輩達の栄光に浸るのではなく、自分達の力で栄光を築き上げて欲しいと思います。また、6校すべての選手たちが一球に魂を込め、一球の白球の行方を巡って白熱したリーグ戦にすることで多くの方々に神宮球場に足を運んでいただきたく考え、私たち野球部もその一端を担えればと考えております。今シーズンも宜しくお願い致します。 慶應義塾大学
鬼嶋一司 監督

 2004年度の春季リーグ戦を目前にして、現在部員一丸となって日吉で練習に取り組んでいるところである。
 キャンプでは毎日1000本以上のスイング練習を課し、オープン戦を通じて、個々のスイングスピードは上がっているものと感じている。また走塁の面でも積極性が見られるようになってきた。つめていかなければならない点もまだまだあるが、リーグ戦までに着実に克服していきたい。
 今年の塾野球部は、野手の中に昨季までの経験者が多く残っている。しかし、1、2年生の中にも力をつけている選手も出てきているので、チーム内のポジション争いは熾烈である。一方、投手陣は未知数の部分も多いが、右上手、右下手、左と変化に富んでいることが特徴として挙げられる。リーグ戦では、おそらく継投による展開が予想されるが、まだ手探りである反面、可能性を秘めており楽しみである。
 リーグ戦においては、第一にディフェンスをしっかり固めることが重要であると考えている。落ち着いて1つ1つのプレーを確実にし、何よりも自分自身に負けない気持ちそして闘争心が大切である。僅差の展開が多くなると思うが、1戦1戦粘り強く戦っていきたいと思う。
明治大学
川口 啓太 監督

 リーグ戦の経験のある投手は一場だけ。第二の投手の台頭が楽しみである。小山か、新海か、清代か、堀か、はたまた…、一年生投手の登板の可能性も。キャプテンの西谷(二塁手)や4年生を中心にまとまりのあるチームである。投手一場に加えて、原島(外野手)・大森(捕手)を中軸とした打線で、早稲田の五連覇を阻止したい。 法政大学野球部
金光 興二 監督

 昨年は投打の歯車がかみ合わず不安定な戦いに終始したことから、今年は新チームスタート時から失点の少ないチーム作りを目指し、ディフェンス強化に取り組んでまいりました。
 とりわけ、投手陣のレベルアップが最大の課題であり、技術面・精神面の両面を徹底的に鍛え上げてきた結果、それぞれ着実に力をつけてきたと感じております。その中から、4年生の中野、岩浅、3年生の下敷領、福山、猪子、2年生の鶴岡、錫木、荒瀬等の頑張りに期待しております。
 攻撃面ですが、バッティングは好不調の波が大きいことから機動力等を駆使し、少ないヒット数でも点が取れるような打線にしたいと思っております。打力も着実に力をつけてきておりますが、特に植野、田中、藤田、山下、普久原といった4年生の活躍に期待しております。
 いずれにしても、総合力で6季振りの優勝を勝ち取るべく1戦1戦粘り強く戦っていきたいと思っております。