明治大学
一場靖弘 投手(2年・桐生一)

 新チームになりポジション争いが熾烈な中、お互いが切磋琢磨し毎日の練習に励んでいます。その中で、春季リーグ戦の反省を生かし、個々の意識のレベルアップそして、我武者羅さを全面的に出し、秋季リーグ戦に挑もうと思っています。
 明治大学はここ数年優勝していませんが、今年は特に勝ちを意識しております。去年のチームに比べて力がないと言われていますが、力が無いなりに自分の役割をしっかりやっていこうと思っています。
 自分は第一戦目の投手として試合に出場しておりますが、他大の4年生投手と比較すれば力の差が出てしまいます。しかし、誰にも負けないという気持ちは人一倍強いので、明治大学のエースとして恥じない投球をしていきたいと思います。
 秋季リーグ戦では優勝目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします。 法政大学
土居龍太郎 投手(4年・高知)

 最後のシーズンのこの秋は、チームが良い雰囲気で勝ち続けることができるようなピッチングを心掛けて、1試合ごとに、又、1球・1球を集中して投げていきます。4年間の集大成として、今まで学んだ事を十二分に出し切って、悔いの残らないよう精一杯頑張っていきます。最後は笑って終われるようにしたいと思います。

東京大学
松家卓弘 投手(2年・高松)

 春のリーグ戦では初めてシーズン通して投げきることができました。
気持ちの余裕もなく、ただ目の前にある局面をしのぐことだけを考えることしかできず、結局他校のエースに力負けしてしまいました。
 この秋のリーグ戦でも厳しい試合が多くなるとは思いますが、自分が抑えることで対戦する投手にできるだけプレッシャーをかけ、一矢を報いたいと思います。 立教大学
多田野数人 投手(4年・八千代松陰)

 春のリーグ戦では優勝を逃し、夏の間は基礎的な練習を反復して、秋のリーグ戦で優勝することだけを考え過ごしてきました。8月には、世界大学野球選手権に参加する事ができ、そこでの自信と経験も、生かしていきたいと思っています。自分にとって今秋が「最後の」リーグ戦となるわけですが、あえて、「8シーズン目の」リーグ戦として迎えたいと思います。今までの7シーズンのリーグ戦では、各校の多くの素晴らしい打者と対戦することができ、自分を大きく成長させることができました。また、自分の最大の特徴である「安定感」を発揮するためにも、これまでの7シーズン同様、いかにマウンド上で自制したピッチングができるかどうかということにも、この「8シーズン目の」リーグ戦という言葉が重要になってくると思います。最後に、各校の向かってくる打者一人一人をどのように打ちとるかをマウンド上で頭をフル回転している自分の試合を観ていただくために、一人でも多くの方が神宮に足を運ばれることを望んでいます。 早稲田大学
和田 毅 投手(4年・浜田)

 春のリーグ戦では全員野球で6季ぶりとなるリーグ優勝を果たすことが出来ました。また、全日本、日米野球、世界大学野球選手権と、貴重な体験をさせてもらい、チームメイトにはとても感謝しています。
 そして、私事で恐縮ですが、東京六大学の奪三振記録(江川 卓:443個)をあと44個で抜けるところまで来ることが出来ました。これも、自分が未熟な頃から我慢して使ってくださった監督さんを始め、卒業していった先輩方、そしてチームメイトの力がなくしてはここまで来ることはなかったと思っています。チームの勝利のための結果が奪三振記録更新という結果につながれば、と思います。そして、春季と同様、チームから信頼されるような投球をし、ラストシーズンを、春秋連覇という有終の美を笑顔で飾りたいと思います。 慶應義塾大学
長田秀一郎 投手(4年・鎌倉学園)

 春のシーズンは、早慶戦の結果次第では優勝の望みがあったものの、結局は連敗し、五位。チームにとってはもちろん、初戦に先発した自分にとっても非常に悔しい結果だった。この悔しさを晴らすべく、チーム一丸となって練習に励んでいる。秋のシーズンの目標はとにかくチームの勝利に貢献すること。自分のピッチングが出来ればおのずと結果はついてくると思う。
 また、今年の夏、第一回世界大学野球選手権大会の代表メンバーに選ばれた。早稲田の和田、法政の土居、立教の多田野など、リーグ戦で投げ合う投手達と共に戦い、切磋琢磨した経験は、自分にとって非常に大きなものであったし、彼らには負けたくないという意識を改めてかきたてられた。秋のシーズンでは、絶対に彼らに勝ちたい。特に最後の早慶戦では、和田を、そして、早稲田を倒したい。学生野球はこれが最後。今の仲間と良い思い出を作りたい。そのためには、優勝しかない。