2020/08/15
2020年野球殿堂入りされた故・前田祐吉(まえだ ゆうきち)氏、故・石井連藏(いしい れんぞう)氏の殿堂入り表彰式が、8月15日(土)慶早戦の試合開始前に行われました。
左から、慶大・瀬戸西主将、前田祐吉氏ご子息・大介氏、野球殿堂博物館・斉藤惇理事長、石井連藏氏ご子息・拓藏氏、早大・瀧澤副将 |
|
前田祐吉氏は、1930年高知県に生まれ、高知城東中学、慶應義塾大学で活躍されました。 ニッポンビールを経て、1960年に慶應義塾大学監督に就任し、同年秋の「早慶6連戦」を指揮されました。 1982年監督に復帰すると、1985年にはリーグ戦10勝1分で無敗優勝を飾るなど、チームを復活させました。 「エンジョイ・ベースボール」をモットーに、監督在任18年で8回の優勝を果たしました。 1997年から2006年まで、アジア野球連盟事務局長として野球途上国の支援を行うなど、国際的な野球の普及に貢献されました。 |
石井連藏氏は、1932年茨城県に生まれ、早稲田大学では、1954年秋季リーグ戦で首位打者を獲得し優勝に貢献するなど、主将・エース・四番打者として活躍されました。 日本銅管を経て、1958年早稲田大学監督に就任すると、1960年秋には「早慶6連戦」を制し、逆転優勝に導きました。 退任後は、1972年の日米大学野球選手権大会の創設に尽力されました。 1988年早稲田大学監督に復帰すると、1990年春に15シーズン振りのリーグ優勝に導くなど、監督在任13年で4回の優勝を果たしました。 厳しい指導で多くの後進を育成されました。 |
|
$dir_now = dirname(__FILE__);
echo replace_ad($dir_now);
?>